運動やればやるほどいいの?
- 2023/06/12
- 14:23
当院では患者様向けにオリジナルのパンフレットを
リハビリテーション科スタッフが作成し、待合室に設置してあります。
来院の際には、ご自由にお持ち帰りください!

補足
痛みが続き、3か月以上つづく慢性痛に悩まれている方は多いです。
そういった方に対して、お薬だけでは痛みがとれない・効きづらいことも多いのが現状です。
そんな慢性痛の方に対して、「運動」が痛みを軽減させ、痛みによりできなかったことができるようになることがわかっています。
ただ、『痛みがあるのに運動するの?』『動いたらもっと痛くなってしまう』という意見も聞きます。
慢性痛の方は、痛みのため、体を動かすことが自然と減ることで、筋力が落ち、心臓・肺の働きも落ちることで体力が低下し、そのことで更に日常生活を行うのが大変になることがわかっています。
その状態で、昔やっていたことのある、「マラソン」「スポーツジムでの筋トレ」「スタジオでエアロビ」「1万歩歩く」、といった運動をやれば痛みは更に増えてしまいます。
例えば「NHKのテレビ体操を座ってやる」、「家の周りを少し歩く」、「寝たままでストレッチをする」
これぐらいなら、はじめても痛みは悪化しないのではないでしょうか?
もちろん、このぐらいの運動では中々効果が出ないので、「寝たままでストレッチ」をしばらく続けたら、「立ったままストレッチ」をするようにしたり、「家のまわりを少し歩く」ことをして、大丈夫なら「公園まで歩く」といったように徐々に運動を増やしていきます。
こうして徐々に運動の負荷を増やすことで、体が慣れ、筋肉の働きも改善し、心臓・肺の機能も戻ることで体力が改善してきます。
長く痛みに悩んでいる方は「なんとか早くよくしたい」と思うあまり、例えば運動も頑張りすぎてしまい、よくするためにはじめた運動で、余計に痛くなってしまった、ということが少なくありません。
痛みの改善に効果が見込める「運動」。しかし、その運動はいきなり効くわけでなく、はじめが少量から、体の反応を見ながら少しずつ増やしていきます(漸増していく、といいます)
こうして漸増していくことで、安全性が高まり、しかも効果が期待できます。
もちろん、自分ではじめることも大事ですが、「私はどのように運動していったらいいんだろう?」とお悩みの方も多いと思います。
当院のリハビリテーションスタッフが、現在の状態から最善の運動を紹介・また適宜チェックをしていきながらすすめることもできますし、こういった「専門家の管理のもとの運動」は更なる高い効果が認められています。
希望される方は、診察時に「リハビリ希望」とお伝えください。
リハビリテーション科スタッフが作成し、待合室に設置してあります。
来院の際には、ご自由にお持ち帰りください!

補足
痛みが続き、3か月以上つづく慢性痛に悩まれている方は多いです。
そういった方に対して、お薬だけでは痛みがとれない・効きづらいことも多いのが現状です。
そんな慢性痛の方に対して、「運動」が痛みを軽減させ、痛みによりできなかったことができるようになることがわかっています。
ただ、『痛みがあるのに運動するの?』『動いたらもっと痛くなってしまう』という意見も聞きます。
慢性痛の方は、痛みのため、体を動かすことが自然と減ることで、筋力が落ち、心臓・肺の働きも落ちることで体力が低下し、そのことで更に日常生活を行うのが大変になることがわかっています。
その状態で、昔やっていたことのある、「マラソン」「スポーツジムでの筋トレ」「スタジオでエアロビ」「1万歩歩く」、といった運動をやれば痛みは更に増えてしまいます。
例えば「NHKのテレビ体操を座ってやる」、「家の周りを少し歩く」、「寝たままでストレッチをする」
これぐらいなら、はじめても痛みは悪化しないのではないでしょうか?
もちろん、このぐらいの運動では中々効果が出ないので、「寝たままでストレッチ」をしばらく続けたら、「立ったままストレッチ」をするようにしたり、「家のまわりを少し歩く」ことをして、大丈夫なら「公園まで歩く」といったように徐々に運動を増やしていきます。
こうして徐々に運動の負荷を増やすことで、体が慣れ、筋肉の働きも改善し、心臓・肺の機能も戻ることで体力が改善してきます。
長く痛みに悩んでいる方は「なんとか早くよくしたい」と思うあまり、例えば運動も頑張りすぎてしまい、よくするためにはじめた運動で、余計に痛くなってしまった、ということが少なくありません。
痛みの改善に効果が見込める「運動」。しかし、その運動はいきなり効くわけでなく、はじめが少量から、体の反応を見ながら少しずつ増やしていきます(漸増していく、といいます)
こうして漸増していくことで、安全性が高まり、しかも効果が期待できます。
もちろん、自分ではじめることも大事ですが、「私はどのように運動していったらいいんだろう?」とお悩みの方も多いと思います。
当院のリハビリテーションスタッフが、現在の状態から最善の運動を紹介・また適宜チェックをしていきながらすすめることもできますし、こういった「専門家の管理のもとの運動」は更なる高い効果が認められています。
希望される方は、診察時に「リハビリ希望」とお伝えください。
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